masato-ka's diary

日々思ったこととか、やったことの備忘録。

Android ThingsとRaspberry Pi 3Bでお手軽物体検出

この記事について この記事ではRaspberry Pi 3B にAndroidThings 1.0.3をインストールした環境で、TensorFlow Liteを使った物体検出を実行してみた。AndroidThingsを問わずTensorFlown Liteを使った物体認識ではClassificationのモデルを使った方法がサンプ…

IoT・AIなデバイスを開発するのにAndroid Thingsが控えめに言って最高だった話

更新 2019年2月12日付けで以下のアナウンスがありました。内容としてはAndroidThingsはスマートディスプレイ向けに再フォーカスするとの内容です。一応当面はRaspberry Pi3Bは利用できるとのことでしたが、非商用での利用です。 2019年以降はCloud IoT Core…

SORACOM Discovery 2018に参加した記録

この記事について この記事では2018年7月4日に開催された株式会社ソラコムさんのイベントSORACOM ディスカバリーに参加した記録と感想・所感について書いています。 SORACOM Discovery 2018について SORACOM Discovery 2018は2017年に続き2回目の開催です。…

SORACOM BeamにGoogle Cloud IoT Coreへの接続設定をソラコムのAPI経由で設定する。

この記事について この記事ではSORACOM APIを使って Google Cloud IoT Coreへの接続設定を行う方法を記載します。前回の記事ではSORACOMの管理画面からSORACOM Beamの設定を行い、Cloud IoT Coreへの接続設定を行いましたが今回はソラコムが提供するWEB API…

Google IoT CoreとSORACOM Beamをつなげてみた。

この記事について 前回はGoogle Cloud IoT Core(以下 IoT Core)とSORACOM Beamを連携させた場合のメリットデメリットについて考察しました。今回はIoT CoreとSORACOM Beamを接続する設定方法について説明します。GCPのコンソール画面とSORACOM Beamの基本的…

Google IoT CoreとSORACOM Beamの連携について調査してみた。

この記事について この記事ではSORACOM BeamからGoogle Cloud IoT Core(以下 IoT Core)へ接続する方法について調査しました。SORACOM Beamではエンドポイントで受けた通信をGoogle IoT Coreへ転送することができます。今回はSORACOM Beamと IoT Coreを組み合…

SORACOM Airを管理できるVSCode Extentionを作ってみた。

この記事について この記事では自作のVSCode Extentionを紹介します。今回はSORACOM AIr をVSCode上から管理できるExtentionです。 作った理由 最近ではWioLTEを使い、SORACOM Beamを利用してMicrosoft Azure IoT Hubや他のクラウドサービスに接続する機会が…

Microbot Push2のAPIについて調べてみた。

この記事について この記事ではMicrobot Push2を制御するにためにBLEのインタフェースについて調べた内容についてまとめました。Microbot Push 2とのペアリングと、モータの制御方法について記載します。 Microbot Push 2について Microbot Push 2はNARAN社…

Azure、SORACOM、Futabaのサーボで金賞をもらった話。

この記事について この記事ではIoT ALGYAN(あるじゃん)さん主催のFutaba製コマンド方式サーボIoTアプリコンテストに参加 して、考えたことや審査会当日では語りきれなかったことなどを記録として残しています。記録しないと忘れちゃう。 イベントの概要 イベ…

RS304をWio LTEで動かすライブラリを書いてみた。

この記事について この記事ではFUTABA社製のホビー用サーボモータRS304をWio LTE(Arduino)で動かすためのライブラリを紹介します。 現在のところWio LTE, Arduino Leonardoでの動作を確認しています。まだまだ作成中ですのですが、最低限の機能が実装できた…

WioLTEをVSCode(PlatformIO)で開発する

この記事について 追記 20180317 Wio LTEのArduino coreライブラリを現時点最新の1.1.3に変更しました。 この記事ではSeeed社から発売されているWio LTEをVisualStudio CodeにインストールしたPlatformIO環境で開発する方法を紹介します。PlatformIOの対応プ…

AMG8833のデータを簡易サーモグラフィぽくブラウザで可視化(後編)

この記事について この記事はAMG8833のデータを簡易サーモグラフィぽくブラウザで可視化(前編)の続きです。AMG8833のデータを使い、WEBブラウザ上でヒートマップ表示にチャレンジしています。 masato-ka.hatenablog.com 前回まではESP8266を使い、AMG8833か…

AMG8833のデータを簡易サーモグラフィぽくブラウザで可視化(前編)

この記事について この記事ではサーモパイルセンサ(温度センサアレイ)を利用し、サーモグラフィを作成した内容を記載しています。今回は赤外線温度センサアレイとしてAMG8833を利用しています。スイッチサイエンスさんから購入することができます。なお、こ…

Wio LTEとRN4020を使ってBLEゲートウェイ化からのSORACOM Harvestで可視化する。

この記事について 先日SORACOMさんとSeeedさん主催の「Wio LTE ユーザイベント」と言うイベントに参加しました。その際に、会場で販売されていたWio LTEを購入したので、利用のレポートとしてこの記事を紹介します。今回はWio LTEとRN4020を接続してBLEセン…

RN4020をBLEセントラルとして利用する。

この記事について この記事ではRN4020をBLEセントラルデバイスとして利用し、BLEのペリフェラルデバイスとやりとりするための方法を紹介します。これまではRN4020をペリフェラルデバイスとして利用してきましたが、RN4020自信はセントラルとしても動作するこ…

Web Bluetooth API とRN4020のワークショップを開催しました。

この記事について この記事では2017/10/20に開催したWeb Bluetooth APIとRN4020のワークショップの模様を記録しています。このワークショップでは以下過去記事の内容をベースに実際に皆さんにWeb Bluetooth APIを使ったアプリケーションとRN4020を使ったBLE…

RN4020でI2Cの値を読み取る

この記事について この記事ではRN4020のI2Cを利用する方法について紹介します。RN4020にはI2Cポートが付いています。EEPROMなどを接続しデータを一時的にためておくために利用できます。もちろん他のマイコンと同じようにI2Cポートをもったセンサを接続する…

Web Bluetooth APIと自作BLEデバイスで戸締り確認をしてみる。

この記事について この記事ではWeb Bluetooth API戸締り確認アプリを紹介します。デバイス側はRN4020を使って実装しました。Web Bluetooth APIとRN4020を使ってBLEのアプリを作ってみたかったので、製作しました。実用性はありませんが、それぞれの使い方を…

BLEモジュールRN4020をスクリプトから制御する。

この記事について この記事では前回に引き続き、RN4020を制御する方法について記載しています。前回まではシリアル通信から制御をおこなっていました。しかし、今回はRN4020のスクリプト機能を使って、スタンドアローンで制御する方法を紹介します。RN4020に…

BLEモジュールRN4020のIOポートをシリアルから制御する。

この記事について この記事ではBLEモジュールRN4020のIOポートを制御する方法について紹介します。RN4020については前回の記事をみてください。 masato-ka.hatenablog.com RN4020のI/Oポート RN4020のI/OポートはアナログI/O(AIO)とデジタルI/O(PIO)の2種類…

1000円から始めるBLEデバイス開発、RN4020をPCから制御して使ってみる。

この記事について この記事では1000円代で購入出来るBLEモジュールRN4020の使い方を検証してみました。まずはシリアル通信で制御しペリフェラルとして動作させます。さらにセントラルと値をやり取りする方法についても紹介しています。 RN4020とは RN4020はM…

WebブラウザからBLE接続 WEB Bluetooth APIでNotificationを受け取る方法

この記事について この記事ではWebBluetooth API を使い、BLEデバイスからNotificationを受け取る方法を説明します。 対象とするデバイスは2JCIE-BL01を利用します。デバイスから一定間隔で環境データを取得します。 WEB Bluetooth API WEB Bluetooth APIはW…

JavaでもBLEでIoT〜RaspberryPi Zero WからBLEデバイスにアクセスしてみる。

この記事について この記事ではRaspberry Pi Zero W上でJavaからBLEデバイスにアクセスする方法を記載しています。Raspberry PiからBLEインタフェースを操作する方法はNode.jsやPythonを使うやり方が多く見られます。これらのライブラリはLinuxのBlutoothス…

PyObjCとからCoreBluetoothを呼び出しWx2Beaconのデータを取得する。

この記事で紹介すること この記事ではMacOSXのBluetoothライブラリである、CoreBluethoothをPythonから呼び出し、WxBeacon2(OMRON 2JCIE-BL01)から環境データを取得する方法について解説しています。 CoreBlutoothはObjectiveCのライブラリのため、PythonとO…

PythonからBLEを制御するライブラリの調査

はじめに この記事ではPythonのBLE制御ライブラリに調査を行った結果をまとめています。2017年のMaker Fair Tokyoのウェザーニュースブースにて、WxBeacon2というBLEの環境センサを購入しました。このデバイスはOMRONの2JCIE-BL01まんまの代物です。本家は加…

RestTemplateでトークン認証なAPIにアクセスした時のトークン有効期限切れに対応してみた。

この記事の概要 この記事はSpringBoot 1.5.6でRestTemplateを使い、認証トークンの有効期限切れに対応した際の記録を紹介しています。SpringBootとSpringを熟知しているわけではないので内容に多分の誤解がふくまれているかもしれません。 トークン認証が必…

RestTemplateでレスポンスヘッダ内のContent-Typeを変更する。

この記事で紹介すること この記事ではSpringのRestTemplateで受け取ったレスポンスのContent-Typeを変更し、任意のHttpMessageConverterを実行させる方法を考えたのでメモとして記載します。この記事はQiitaに投稿した記事をサンプルとして転載しています。 …

Konashiを使ってみた

ユカイ工学さんのKonashiで遊んでみた。 http://konashi.ux-xu.com/はじめてのObjective-Cつらい。。。グラフ書くのにCore-Plotというライブラリを利用したんだけでも、 ただ折れ線グラフ書くだけで心が折れそうに。 説明: iOSシミュレータでKonashiに接続…

detectFace APIのPythonサンプル

FaceBookに買収されたFACE.comが開発者向けAPIを停止するとのことなので、他の類似サービスがないか探してみました。そうすると、日本の会社がhttp://detectface.com/:detectFace();という類似サービスを公開しているようです。こちらはアプリケーションキー…

PythonでJubatusのregressionクライアントのサンプルコードを作ってみた。

Jubatusnoのregressionのサンプルコードを作ってみました。基本的には公式サンプルのclassifierをベースに書いてるので、対比して読みやすいかと思います。例によってPythonです。 regression(回帰) regression(回帰)とは独立変数と従属変数のデータセットか…