この記事について
この記事はSORACOM アドベントカレンダー4日目の記事です。8月ごろにWioLTEとEdgeAIを使ったハンズオンを企画しようと思いたち、資料を作成していました。残念なことに私的な事情により身動き取れず頓挫した次第です。ハンズオン自体は暖かくなってきた頃にもう一度企画してみたいと思いますが、ハンズオン資料だけ先に公開しておきます。
ハンスオンの内容について
内容はこのブログの1つ前の記事で書いた内容です。「ブザーのON/OFFをWIoLTE上で処理されるニューラルネットワークで判定します。」詳しくは過去記事を参照してください。
ハンズオンの狙いはセンサの信号処理と、WioLTEで動かすニューラルネットワーク=Edge AIの使い方をマスターしてもらうことです。その裏で、「プログラミング」から「データを学習させる」のパラダイムシフトを体験してもらえればと思います。多分そんなこと考えて計画したはずです。かっこいいこと書きましたが特に考えずに面白いネタと思ってもらえれば大丈夫です。
ハンズオン資料について
ハンズオン資料はGItHubに公開しています。以下のリポジトリのREADMEがハンズオンの資料です。WioLTEやソラコムサービス設定の細かい部分はソラコムさんのハンズオン資料にリンクさせていただいてます。必要なソースコードと一緒にリポジトリをフォーク、クローンして使ってください。
機材は「Grove IoTスターターキット for SORACOMエディション」が必要です。SORACOMアカウントを持ってない場合は作成してください。

Grove IoT スターターキット for SORACOM (Wio LTE JP Version)
- メディア: エレクトロニクス
ハンズオン内容の応用
ハンズオンではブザーの発音を識別しますが、学習データをオリジナルに変えるだけで応用できます。例えば、扉の開閉や扇風機のON/OFFとその風量、掃除機の動作状況といった振動が発生するイベントを検知できます。ぜひ身の回りのイベント=振動を探してトライしてください。
まとめ
この年末年始はどこにも行かないという方も多いのではないでしょうか。旅行や帰省の代わりにIoT+AIでお家開発合宿を楽しんでみるのはいかがでしょう。
ハンズオン資料の通りに試してもうまく行かなかったよ、間違ってるよ、という箇所があればこのブログのコメント蘭やGItHubのISSUEまたはプルリクエストをいただければと思います。そしてハンズオンの内容が気に入った人はこのブログはもちろんのことGithubリポジトリにスターつけていただけるとモチベーションが湧いてきますのでお願いします。